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元荒神
元荒神(記念物)
所在地 富吉340番地2 (昭和53年1月13日指定)
この元荒神は、昔からこの辺一帯にあった集落を、かげで守護する神として祭られてきた。元禄16年(1703)におきた日野川大洪水のため、この地にあった集落が、ほとんど流された。そのために、安永年間(1772~1781)には、次々と離散、転住し、今の富吉、今の米子市中島へと集落をつくっていった。現在は、この土地の付近を「古屋敷」という地名でよび、この元荒神だけがその往時をとどめている。
元荒神