日吉津村海浜運動公園再整備事業に係る住民説明会を実施しました
令和7年10月11日(土)と15日(水)にヴィレステひえづにて、日吉津村海浜運動公園再整備事業に係る住民説明会を実施しました。当日は令和7年度に予定しているキャンプ場と公園東側のゲートボール場・テニスコートの再整備内容の詳細と、令和8年度に芝生広場に整備を予定している「子育て交流拠点施設」の整備方針(案)について、ご説明させていただきました。
住民説明会には、2日間で35名の方にお越しいただき、ご意見や整備完了後の活用のアイデアをいただきました。
【第1期工事について】
| ご意見・ご質問 | 回答 |
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整備されることによって、村内の方は使いにくいキャンプ場になるのでは。 |
この度の再整備では、手ぶらキャンプが楽しめるグランピング施設の新設をはじめ、テントやバーベキューコンロなどのレンタル品も充実させる予定です。「キャンプはしてみたいけど、道具を揃えるのにお金がかかる」、「子どもにアウトドア体験をさせたいが機会がない」と感じられていた村民の方も、“近くに手ぶらキャンプができる場所が出来たから行ってみようと”思っていただければ幸いですし、この度の再整備では、近くにお住まいの方が気軽にアウトドアを始められる、また自然に触れ合えるような設備の充実を進めているところです。 |
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トレーラーハウス型のグランピング施設は災害時に具体的にどのような働きが期待できるか。施設を広く使うことできるのか。 |
トレーラーハウス内の可動式の家具は災害時には取り外すなどして、空間を広く使い避難所や救護室に使うこともできると想定しています。また、グランピング施設には太陽光発電パネルと蓄電池が設置してあるので、災害時には給電施設としての活用も期待できます。 |
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管理棟がビジターセンターとしてリニューアルされるということだが、個人的にはビジターセンターが機能しているところを見たことがない。何か仕掛けがないと人は来ないのではないか。ただの休憩所にならないためには工夫が必要ではないか。 |
どのような事業者が管理運営を行うかにもよって変わってくるところだとは思いますが、役場としては、積極的に連携を図って、ビジターセンターが機能するよう企画を実施していきたいと思っています。先日のニュースで、鳥取砂丘ビジターセンターがハロウィンイベントと連携していることが紹介されていましたが、村内のイベントやシーズンモチベーションに合わせた企画を連携して行うことで、人が集まるようなキッカケを作っていきたいと思っています。 |
【第1期工事について、アンケートより寄せられたご感想、完成後の活用アイデア】
・グランピングは魅力的だが、トレーラーハウスの雰囲気が日吉津に合っていないと感じました。(木の温かみを感じるトレーラーハウスは良かった)
・芝生広場は運動(スポーツ)だけでなく、ダンスサークル、音楽サークルも利用できると嬉しい。
・新しい施設の使用料はどれくらいか?(いつ決まるのか?)
・キャンプ場内に新設されるトイレは、夜間などは(防犯上)使いにくい位置・設計では?
・事業費の内訳を村民に公表して欲しい。
・ビジターセンターは、キャンプのビギナーへ指導したり、サービスできる対応・体制が必要だと思うが(ソフト面)の配慮は?
・オートキャンプ場と従来のキャンプ場のマッチングは。例えば、園路が途切れていたりするので工夫が必要では。
・ペット(犬)を連れて利用できると良い(キャンプ場)。
・村民に割引があると利用しやすい。
・スポーツ広場を利用して、かけっこ教室や親子で参加できる鬼ごっこイベントなどをしたい、休みの日に気軽に親子で楽しめるイベントが月1回くらいあると楽しい。村内の様々な芸達者な人や才能のある人たちに手伝ってもらいイベントが開催できると良い。
・キャンピングカーの排水設備は、当然、上水も必要では。
・夜間におけるトイレの管理(照明による虫の集中をどう排除)をどうするか。
・一番大切なのは、安全な運動公園であること。
・グランピング施設にビニールプールを置いて、鮎つかみどりと塩焼きイベントをしては。
・日吉津村ライブラリーを使って、おはなし会をする。怪談し肝試し会をする。日吉津の昔話会など。
・キャンプ場でウォークラリーをする。ビーチコーミングしたもの、落葉・枝などを使って、自然工作会(リースづくりなど)をする。
・漁港も利用したイベントをしてはどうか。
・村民と村民以外の利用料に差をつけて欲しい。
・キャンプサイト間が近すぎて、プライバシー上の観点から利用されない人がいるのでは。
・キャンプ場の防犯のために、サイト内に照明の設置を。
・運営開始後、キャンプ場の情報発信を強化することにより利用者の増加を目指してほしい。施設の紹介はもちろんだが、SNS(インスタ、TikTokなど)を利用して積極的に情報発信することと、その他、プロモーション動画の作成や実際の利用者に自身のSNSで拡散してもらう取組みもあれば良いと思う。(予約サイトの口コミに書いてもらい、書き込んだ人に割り引券のようなものを配布して、リピーターになるように結びつけるのもあり)
・スポーツ広場においては、スポーツ利用だけでなく、マルシェでの活用、自治会活動でも利用など幅広いジャンルで利用できれば、年中賑わいができるのでは。(ここでもプロモーション動画を作成してもいい)
・県内キャンプ場との連携で相乗効果。(キャンプ場スタンプラリー→コンプリートで県産品)※県の協力も必要
・ビジターセンターはレンタルスペース(備品や遊びに使える)も入れたらどうか。
・球技大会でフットサルを種目に入れてもいいかも。
・完成後のソフトウェア(利用方法、運用状況)が大事だと思う。「作った。終わり」にならないようにして欲しい。
・新設のトイレ棟については、車椅子や介助付きで利用される想定をした入口や広さを確保できるといい。子どもを複数連れて親が利用するような場合もある。
・手洗い場のほかに足洗い場(砂を落とすような)も何か所かあると良い。
・アウトドア料理教室やリース作りやDIY教室など、屋外・屋外を活かした教室を開催しては。(定期的なもの、不定期なもの)
・ゴミを分別して出してもらえるコーナーがあるといい。
・芝生エリアは、天然芝と人工芝を分けるといい。
・キャンプ場のリニューアルの際は、イベントを実施して欲しい。
・ビジターセンターでグッズ販売等(キャンプ、アクティビティ)を行って欲しい。
・ビジターセンターを作っただけでは活発な利用にならないので工夫が必要。
【第2期工事について】
| ご意見・ご質問 | 回答 |
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第2期工事の子育て交流拠点施設の整備について、6月の意見交換会のときに小川があるなど、親水公園の要素を盛り込んでほしいと意見をしたがこの度の整備方針には盛り込まれていなかった。水辺の楽校も小川が作ってあるが、あまり活用されていない。既存の施設も含め、水に親しむような整備を検討いただきたい。 |
現在の整備方針案では、小川等の水を活用した整備までは盛り込んでいませんが、他の事例を見ながら検討をしていきたいと思います。 |
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6月の意見交換会では「室内型」という声が多かったように感じるが、なぜ屋根付き広場という方向性になったのか。 |
6月に実施した意見交換会・アンケートの内容を踏まえ検討しましたが、以下の2点の理由で屋根付き広場という方向性に決めました。 |
【第2期工事について、アンケートより寄せられたご意見、完成後の活用アイデア】
・西宮ガーデンズにある噴水施設に行ってみて良かったため参考にして欲しい。
・暑い時期が長く、特に乳児さんはこの施設だと利用できないと感じた。休憩所に遊べるところがあってもいいと感じた。それに加えて保護者がゆっくりお茶ができると、とても良い。
・入園料を払ってでも、利用してくれる人が多い方がいいので、夏場、雨でも遊べる所がほしい(入園料は500円以下が良い)
・ドッグランの位置はどうか(そもそもここには不要では?)
・整備費(予定)が5億あまりと聞いているが、施設ごとの事業費はより具体的に示してほしい。
・第1期も含め、今後の管理費が示されていない。(指定管理料をどう見積もっているか?)
・6月の意見交換会では3つの案があったが、今回の形になったのはどういった理由だったか? 今回整備されていない、多目的広場にたとえば彫刻を配置して、計画を整えるような工夫はできないか。
・日野川ドッグランのように小型犬、中型犬が2区画あると良い。
・海沿いをランニングしている人を見かけるので、そういう人が気軽に利用できると良い。
・一区画に畑や草木などの自然部分も残して欲しい。子どもたちはやはり「自然」が大好き。草木のある森のような自然の中で虫をみつけたり、草木を摘んだりと遊具ばかりではない遊びも提供できる。実際、こども園にも遊具や園庭は充実しているが、自然物はほとんどない。子どもたちは自然の中で触れ合う機会がほとんどないことが現状なのではないか。松林を利用して遊べる場所など、せっかく自然豊かな日吉津なので、その“良さ”、ここにしかない“もの”を提供されたらより良いかと感じた。
・ドッグランや展望台が併設されることで、様々な人(小さな子ども、年配の方など)が利用されるので、特に安全面、衛生面での配慮が必要。事故が起きてからでは遅いので、本当に設置すべきなのか、検討して欲しい。
・今回の再整備エリアだけでなく、各自治会の遊具設置にも補助があるといい。
・遊具は多く設置しなくてよい。(事故が起きる)
・マルシェを開催してほしい。
・噴水という意見もあったが、メンテナンスのこともよく考えてほしい。夏使えるものは、冬に使えないデメリットがある。(皆生の噴水は藻の発生で結局使えなくなった)
・きちんと維持管理して、多くの人が利用できるようにしてほしい。
・維持管理のコストがかからないようにしてほしい。
・夏場(30℃を超える気温の高い期間)と冬場の利用について考えておかなければいけない。
・近隣に屋内で遊べる場所(イオン内、天満屋など)もあるため、PRする必要がある。(施設内の休憩スポット、給水スポット)
・「子育て交流拠点施設」ではあるが、夜は大人の飲食ができる場もあってもいいのでは。
・あらゆる年代が健康づくりや休息、憩いの場として使えるようなレイアウトが必要。
・遊具の安全点検や維持が大変かと思うが、子ども達が色々な遊びができると良い。
・車椅子や歩行器などでも移動できる地面が良いと感じた。
・現在、シニアの方がグラウンドゴルフなどで利用されているが、再整備することで使いにくい(子ども中心の場で自分たちの場ではない)と思われないようにしなければいけない。
・日吉津には、坂道がないので丘のようなものや高低のあるスロープがあると健康づくりには良いと思う。
・ドッグランについては、限られた広さなのに、犬用にスペースを割いてしまうのはもったいない。犬でなく子どもたちが広々と自由に走り回れた方が理想。(日野川河川敷にもドッグランがあるため、それを目的に来場する人は限られる)
・展望台については、転落の危険がある。展望台に上らなくても大山は展望できる。設置位置によっては展望台が視界を遮ることになる。(将来、経年劣化等で仮に立入禁止となった場合、公園自体が寂れた感じになる恐れがある)
・回遊散歩道については、散歩用コースを作ってしまうと、自由な広場スペースが狭まる。可能であれば、敷地内より、海岸沿いなど公園の外周に散歩道を整備してはどうか。
