地方創生マネジメント業務について
| ご意見(要約) | 回答 |
|---|---|
|
1.令和6年度の地方創生マネジメント業務実績の公開希望。実施報告だけではなく新聞報道に対する問い合わせ等のリアクション数、イベント参加者数、グッズ売り上げ、新規開設インスタグラムの各投稿のリーチ数など数字で報告されているものがと併せて提示してほしい。 |
<回答① 業務実績について> 地方創生支援マネージメント業務については、その民間で培ったノウハウやネットワーク、営業力を活用することで、第三者的視点で本村の魅力を再発見し、その魅力の村内外への発信などを核となって行うとともに、その活動を通じ本村のファン拡大、関係人口創出など地方創生を推進することを目的としています。 加えて、初年度であった令和6年度は、本業務を行う下地となる関係構築・人脈作りにつながる活動も積極的にされました。令和6年度の実績の概要については以下のとおりです。
1 とっとりおかやま新橋館日吉津村シティプロモーション 【目的:首都圏での本村の魅力発信、本村のファン拡大、関係人口創出】 (1)活動内容 アンテナショップの1階プロモーションゾーンで地域資源を活用した特産返礼品の試食販売やチューリップの球根・プリザーブドフラワーの販売を実施。きのこ化粧品をテスターサンプル販売 ※グッズ売上額 令和6年12月9日 93,800円、令和7年1月18~19日 99,550円 (2)具体的な活動項目 ①鳥取県東京本部、とっとりおかやま新橋館訪問打ち合わせ ②とっとり・おかやま新橋館催事企画書作成 ③東京の鳥取県学生寮「清和寮」訪問、育成会と鳥取県人口減少社会対策課にアプローチして学生ボランティアを募集 ④メディア戦略として東京都庁投げ込み22社、日吉津村役場からFAX14社(各二回)、テレビ局2社の担当に直接取材交渉(日本海テレビ、TSKさんいん中央テレビ) ⑤マスコミ対応・報告(中海テレビ、日本海新聞、日本海テレビ2回、ダラズFM、鳥取県東京本部)→マスコミ掲載実績:日本海新聞、日本海テレビ(ヤフーニュース転載)、中海テレビ(日吉津ウィークスタジオ生放送)、ダラズFM ⑥マーケティング戦略として20名にDM(うち15名来店)、地方創生の視察質問者・メディアからの営業担当も含めチラシ付きDMを送付 ⑦イベントチラシ作成 ⑧学生ボランティア募集チラシ作成 ⑨出品者・アンテナショップ担当者との打ち合わせ ⑩イベント前後プレスリリース作成(計3点) ⑪現地での事前準備・事後処理 ⑫アンテナショップ運営事業者との連携について提案 ⑬雛鳥プロジェクトにイベントお知らせ、今後の連携の相談 ⑭日吉津村地域資源を活用した特産品事業者へ今後のイベント出展希望調査 ⑮一連の事業についてSNS発信
2 日吉津村ウィキペディアタウン「みんなで日吉津村の魅力について語ろう」 【目的:村民の愛着醸成、村内外への情報発信】 (1)活動内容 日吉津村ウィキペディアタウン第1回、第2回に関する企画・準備、作業全般 ※日吉津ウィキペディアタウン(令和7年2月24日)参加者数 計31名 (2)具体的な活動項目 ①事前打ち合わせ ②第1回ワークショップのスライド作成 ③プレスリリース作成、FAX14社 ④マスコミ問い合わせ対応(NHK、中海テレビ、日本海新聞)→マスコミ掲載実績:日本海テレビ(ヤフーニュース転載) ⑤事前にキーワードを募集(ヴィレステ、図書館、ポテト食堂) ⑥ワークショップ前後のキーワード書き出しとグルーピング ⑦一連の活動を公式、サブアカウントでSNS発信 ⑧第2回ウィキペディアタウン打ち合わせ 第二回提案作成、チラシ作成 ⑨第2回ウィキペディア写真収集用画像作成(チューリップマラソン、春の風景) ⑩講師Miya.mさんzoom打ち合わせ ⑪村歩き視察踏査
3 チューリップマラソン出展ブースを使用した商品開発企画 【目的:本村の魅力について第三者視点で磨き上げ、本村のファン拡大】 (1)活動内容 2025年4月13日開催予定のチューリップマラソン出展ブースで使用する商品開発企画 (2)具体的な活動項目 ①チューリップマラソン「日吉津村お土産セット」企画書作成 ②チューリップマラソン担当者、中学生サークル「スパークルバルブス」担当者相談 ③スパークルバルブス「日吉津村お土産セット」プレゼン・相談 ④オリジナル商品相談・試作依頼(5者6品) ⑤リップちゃん商品化についてアンケート実施及び集計(公式LINE、SNS、HP、図書館、ヴィレステ、広報ひえづ、職員向け掲示板)合わせて公式ラインの活用法の提案、有効情報ツールの確認 ⑥マスコミ掲載実績:日本海新聞、中海テレビ
4 その他 (1)特産品開発に関する事業者訪問 (2)地方創生の取組に関する先進地視察 (3)地域づくり等関連イベントへの参加 (4)村民相談対応 等
|
|
2.地方創生マネジメント業務内容に「村内外への日吉津村のPR、SNS等による情報発信」とあるが、情報発信の媒体が新聞に偏っているように思う。広報に関しては新聞もSNSも偏りなく、ある程度の仕事量とクオリティーを村から求めてほしい。 同事業者に800万の委託費の中でクオリティの向上を求めるのか、専門知識と技術が必要になるSNSに関してだけは別の事業者との協働も求めるのか、村としての広報におけるSNS戦略についての考えと具体的達成目標の提示を希望。
|
<回答②広報におけるSNS戦略について> SNS等による情報発信も非常に有効であり、新アカウント(キラリひえづのなんダイヤ)の立ち上げによる発信も開始されました。一方で、地元新聞への掲載による地元への周知効果は高く、地元意識の醸成などもつながることから、そうした点にも力を入れた活動もたいへん重要であると考えています。 今後の本事業におけるSNSを活用した広報については、専門知識・技術を有する者と協働する方法も検討しています。一方で、他のシティプロモーションなど地方創生マネジメント業務と一体的に実施することで効果が大きくなるものですので、連携した取組が重要であると考えています。 より効果的な発信が行えるよう、事業実施方法について検討してまいります。 また、村としましては、どこにどういった情報を届けるべきかを検討し、それに適した媒体を使った発信を引き続き行ってまいります。 |
|
3.地方創生マネジメント業務内容に「地域住民の愛着度の醸成」「村外在住者への村のイメージ形成」「住民の定着」「移住促進」があるが、「移住促進(Uターン促進)」マネジメント業務の重要なターゲットの1つであるように思う"進学などで1度県外へ流出する可能性の高い中高生世代"に対して、事業者の戦略設計にその視点は含まれているか。 中高生世代に対する戦略が存在するならばその提示を希望し、また上記視点についての村としてはどのような見解か。
|
<回答③移住促進における中高生世代に対する戦略について> 移住促進(Uターン促進)施策において、ご指摘のとおり中高生世代に対するアプローチも重要であると考えています。 中高生世代に特化したものではありせんが、ウィキペディアタウンでは、小学生からも日吉津村の魅力やキーワードを集めたうえでワークショップを開催し、日吉津村民が日吉津村の魅力について改めて考えるきっかけとなりました。 また、チューリップマラソンでのブース出展に当たって、販売商品の選定から準備、当日の販売まで中学生ボランティアと一緒に活動したことも、地域への愛着の醸成につながる取組みの一つです。 さらに、とっとりおかやま新橋館日吉津村シティプロモーションの際には、東京にある鳥取県学生寮「清和寮」に依頼し、育成会と鳥取県人口減少社会対策課にアプローチして学生ボランティアを募集するといった活動など、小中高生、大学生などを巻き込んだ取組も積極的に実施しています。 村としましても、子どもたちの育成と地元定着、Uターンの促進は、最も重要で効果的な移住定住対策の一つであると認識していますので、引き続き、子育て支援や子どもたちの育成も含めた総合的な取組を推進していきたいと考えています。 |
|
4.地方創生マネジメント業務内容の業績評価指標の設定と提示を希望。 |
<回答④業務評価指標について> ご指摘のとおり成果を数値化しにくい部分は多くありますが、業務評価のため、以下の目標を設定して取組を進めてまいります。 1 第三者の視点で発見、収集、磨き上げ (1)磨き上げたものの件数 8件 2 村内外への情報発信 (1)メディアに取り上げられた件数 10件 (2)インスタグラム「キラリひえづのなんダイヤ」のフォロワー数500人、週1回投稿 (3)ふるさと納税の情報のDM発信体制の整備 3 地域住民の愛着の醸成や地域力向上につながる新規のイベント (1)ウィキペディアタウン(全2回)への参加者数 56名 (2)婚活イベントへの参加者数 20名 (3)ブランディングセミナー(5日間)への参加者数 20名 (4)創業塾(全5回)への参加者数 230名
|
