○日吉津村アグリマイスター活動実施要領
令和4年4月15日
要領第2号
1 日吉津村アグリマイスターの設置目的
熟達した農業者の持つ、自然や農業への見識、農業の技能、技術、農村生活の知恵などを、次世代へ引き継ぐために、アグリマイスターが村行政の多様な場面に参画するとともに、自主的な活動を継続的に実施する。
2 任命
(1) 村長は、村内在住の農業者の中から、下記の要件を満たす者を候補者に選考し、日吉津村農業未来会議の承認を得て候補者に決定する。
(2) 候補者には、当実施要領を添えて同意を取り、同意があった者を日吉津村アグリマイスターに任命する。
(3) 任期は認定の日から5年間とする。
(4) 任期途中で辞任の申込があった場合には解任する。
(5) 補充を必要とする場合には、初回と同様な手続きで任命するものとし、任期は残任期間とする。
(6) 任命の要件
① 農業の優れた技能や技術などを持つ者
② それを若者へ伝達伝承できる善良で円満な人格を有する者
3 期待される活動の内容
(1) 役場、学校などの農業関係行事への参加(主催者から指名で依頼)
(2) 研修会への出席(原則全員出席)
(3) 自主活動(ボランティアとして任意に活動)
(4) 協力活動(役場からの要請に対する任意の協力)
4 活動に当たっての留意事項
(1) 活動を通じて知り得た個人情報などについては守秘義務があること。
(2) 活動にあたっては善良なモラルをわきまえること。
5 研修会の企画メニュー(案) ―― 順次計画的に取り組むものとする
① 小学校における農業に関する教育内容について
学校からの説明
学校関係者との意見交換
② 農業の担い手育成の現状と課題
担い手育成機構からの説明 (制度 心構え 役割など)
就農した担い手の経験談
育成した親方の経験談
③ 日吉津村アグリマイスターの意見交換会
聞き役を県の技術者などとして、アグリマイスター(希望者)が営農の工夫などを発表
意見交換会を行い、体験などを意見交換する。
6 役場が要請する協力活動
① 営農基礎資料の提供
普及所が作成する経営資産算定の参考とするため、営農と決算資料を提供願いたい。
令和5年3月(任意)
② 自主活動の記録簿の提出
自主活動を行ったマイスターについては別紙の記録簿を提出願いたい。
令和5年3月
7 費用の支払い
(1) 活動の原則は無償のボランティア活動とし、創意工夫によって善意ある活動を継続する。【令和5年度以降については活動実績により再検討を行う】
(2) 下記の活動に要する経費は予算の範囲内において別に定める金額を支給する。
① 役場、学校などが主催する行事に出席して発言する場合の報償費
② 研修会に出席した場合の報償費
③ 営農基礎資料を提供した場合の報償費
④ 自主活動記録簿を提出した場合の報償費
附則
この要領は、公布の日から施行する。