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小学6年生から出た質問

質 問 回 答
ヴィレステ日吉津は、どんな思いを実現するために建てられたのですか。また、建設費はどのくらいですか。

ヴィレステひえづは、「公民館機能」「図書館機能」「健康増進機能」の3つの機能が集まった複合施設です。ですから村民が気軽に立ち寄ってイベントやコミュニティ活動をしたり、各種研修・講座に参加することもできます。図書館ではたくさん本を読んで知識を増やすことができます。更にいつでも健康相談などができるので、村民皆さんが健康に暮らすことができます。そんな思いを実現するために建てました。

工事費等に約9億3,600万円、システム導入・備品購入等に約3,600万円、運営費は6年間で約2億2500万円のお金が使われています。

役場の仕事にはどんなものがあるのですか。 役場の仕事は、法律や条例をもとに住民の福祉の増進を図ることを基本として、皆さんの生活に必要なことを陰ながらささえるお仕事です。また、生活の上での困りごとことに関して相談を聞いたり、解決のお手伝いをし、そして住民へ問題が発生する前に対処しています。
村のお金のうち、職員の方の給料にどのくらい使われていますか。 R2年度は給料やボーナス(期末勤勉手当)、社会保険などで約4億8,300万円(482,549千円)を使いました。この他に、退職手当負担金や健康診断、研修等に約3,300万円(33,002千円)使われています。
税金など、村のお金が最も優先的に使われるのはどんなことですか。 役場や小学校、ヴィレステひえづなどを管理・運営するために必要な電気代や水道代、警備などを行う委託料や点検代などです。その他に、人件費や建物や備品、道路などを直すために必要な修繕費も重要です。
お金について困ったことはありますか。 金額の高い工事を行うためには貯金が必要ですが、貯金しているお金には限りがあります。そのため、毎年必要なお金を銀行等から借り入れをしています。R2年度は小学校の給食室の空調工事などのためにお金を借りました。
今現在、計画を立てている事業はどのくらいありますか。 今年度は複合型子育て拠点施設の建設事業、村道役場線交差点改良事業、小学校の壁のモルタル修繕工事などもあります。工事のほかにも、今年は特別に秋に衆議院議員選挙があったり、毎年行う事業(村民の健康診断など)や施設の運営など200を超える事業があります。
役場はいつから建てられましたか。 今の役場は平成元年、約33年前に建てられました。
<参考>
以前の庁舎は今の役場の駐車場部分に昭和28年から平成元年まであり、その前の庁舎は明治30年から、日吉津上1の日吉津バス停横にありました。
小学校、役場、ヴィレステを今の場所に建てようと思ったわけは何でですか。 小学校は昭和36年に今の場所に建てられ、役場の以前の庁舎は昭和28年に今の役場の駐車場にあたるところに建てられました。その当時、日吉津村の真ん中にあたる部分で広い土地を選んで庁舎と小学校を建てたのではないかと思います。

ヴィレステひえづは、平成26年までポケットパークとして社会福祉協議会が管理していた土地が、役場の周辺で便利で一番大きい土地だったため、今の場所に建てました。
村の公共施設には、どのくらいのお金がかけられているのですか。 役場 約1,300万円(12,940千円)
ヴィレステひえづ 約2,100万円(20,888千円)
図書館 約1,100万円(10,747千円)
小学校給食室 800万円(8,372千円)
保育所 約8,000万円(79,288千円)
児童館 約1,300万円(13,241千円)
農業者トレーニングセンター 約300万円(2,778千円)
海浜運動公園 約700万円(7,250千円)
村営住宅 約200万円(1,735千円)
 合計 約1億5800万円(157,239千円)
    ※施設で働く職員等の人件費8,500万円含む
災害など緊急の時、役場は、どんなことをするのですか。 災害が起きた場合、村民の皆さんの「命」と「財産」を守るため、村の災害対策本部を立ち上げ、村内で被害がないかの確認や、逃げ遅れた人の捜索やけがをした人の救助などを第一に行います。また、避難所の開設、食料や毛布などの物資の配布などを行います。
一年間にどのくらいの要望がとどいていますか。 毎年1月に開催する自治連合会で、自治会からの要望を提出していただいています。道路の拡幅や外灯の設置など、要望内容はさまざまですが、1年に40件~50件の要望をいただいています。
児童館、保育所を新設する計画はいつから出ていましたか。 平成30年度に保育所等建て替え検討委員会を設置し、同時に職員プロジェクトチームを立ち上げ、協議を進めてきました。
道路を直すために、一年間にどのくらいのお金が使われていますか。 陥没補修、外側線の塗り直し等交通安全施設の補修に毎年約100万円かかっています。令和2年度実績として、日野川右岸堤線の舗装補修工事に940万円、橋梁補修工事(2橋)に2,960万円、その他に橋梁定期点検の調査設計測量に520万円かかっています。
日吉津小学校の建設費はどのくらいですか。 昭和36年5月(60年前)に教室棟が建設されています。その後、プール(初めのプール)、管理棟(職員室棟)、特別教室棟、プール(今のプール)、体育館、図書館棟と次々に施設を充実させ、空調、GIGAスクール等の教育環境を整備してきています。昭和35年の教室棟の工事費は、「日吉津村誌」に3,750万円だったと記載されています。現在の日吉津小学校の教育環境…空調、環境に配慮した太陽光発電、災害時の非常用発電、1人1台端末の学習環境、30人学級に対応できる教室数 等々…を備えた学校を、今新しく建てるとすると約建物だけでも30億円はかかります。(用地、造成は別)
ヴィレステ日吉津や、学校の図書館の本に使われているお金はどのくらいですか。

「学校図書館」
学校図書館の充実、普通教室数の確保、電子黒板や情報教育など多様化した授業への対応を図るため、平成22年12月(11年前)に特別附属教室棟を建て、調べ学習をするためゆったりとしたスペース、読み聞かせコーナー等を設置し、面積は以前の2.5倍、図書の数も国の基準の約8千冊を大きく上回る1万冊が収蔵できるようにしました。建物を建てた年は、多くの新しい本が必要でしたので、約380万円を掛けて約2千冊の本を整備しました。翌年度以降は毎年50万円から60万円の図書代で、1年間で250冊から280冊くらいの本を整備しています。どのような本を整備するかということは、図書教諭の先生や図書館司書の先生が相談をして、皆さんの学習の役に立ったり、ぜひ読んでもらいたい本を選んでいます。皆さんが丁寧に本を扱っていても、どうしても傷んだりする本や古い本の入れ替えがあるため、新しい本がどんどん増えるわけではありません。今年の3月末で12,713冊の本が図書館にあります
 

「ヴィレステひえづ図書館(公立図書館)」
昭和48年に建てた中央公民館が古くなった為、ヴィレステひえづの中に公立図書館を設置することになり平成27年6月(6年前)にオープンしました。面積は6.6倍、本の数は約7千冊の規模から開架(本棚)3万冊、閉架(倉庫内)2万冊、計5万冊 と7倍の本の量になる計画です。本棚のスペースだけではなく、閲覧やPCによる検索などいろいろなサービスも充実しています。図書を充実させるため年次計画を立ています。初めの年は、もともとあった7千冊のうち5千8百冊を移動。約2千40万円を掛けて、1万8千冊を購入、以降毎年5~600万円を掛けて、約3千冊ずつ整備しています。今年の3月末で開架3万冊の計画に対して3万3千冊の整備が出来ました。今後も新しい本や、古くなったり、傷んだ本の入れ替えが必要ですので今後も、5百万円程度のお金をかけて整備する予定です。公立図書館の本を選んでくださっているのは、3人の図書館司書です。ヴィレステひえづ図書館で整備する児童図書については、学校の先生方と相談しながら整備してくださっています。

民俗資料館の建設について議会で議決をしたのはいつですか。 皆さんが3年生(H30)の時、社会科の「道具とくらしのうつりかわり」の授業で見学した「民俗資料館」は昭和55年1月30日(41年前)に完成しました。これは、戦後昭和20年から50年頃にかけての急激な、経済成長を背景に、電気製品が登場するなど生活様式が大きく変化したことにより、昔使っていたものがどんどん捨てられ、無くなってしまう時流の中、後世に引き継ぐことが大切だという思いの元、昭和52年6月頃から、有志が民具の収集をはじめ、旧保育所(現在上1公民館の場所)の一室に資料を集めていました。暮らしや仕事に欠かせなかった道具たちに、暮らしの知恵や工夫を後世に伝えるという新たな役目を持たせ「民俗資料館」を建設し、保存・展示することが大切だという考えから、昭和54年3月議会に建設予算を上程し、同月15日に可決されました。建設から40年経過し、周辺の「子育て支援センター」「児童館」「保育所」も同じような年代に建てられ、老朽化が進んでいることから「複合型子育て拠点施設」として建て替えをするよう計画しました。

令和元年から基本計画を作成し、議会や住民説明を経て、民俗資料館の機能は

①複合施設内に展示・交流・体験コーナーを設けることにより、地域の歴史・文化を施設利用者同士で共有し、「生まれ育った地域に誇りを持つ子ども」を育成する機会創出の場を作るため、児童館と複合化する。

②収蔵機能は収蔵・展示棟を建設し、資料の保存だけでなく、収蔵しながら展示をすることにより、地域の財産である民俗資料の保存と活用を図るために「陶芸・倉庫棟」を新築する。という計画の元、小学校校舎すぐ北側の「陶芸・倉庫棟」の建設予算を令和2年12月議会に上程し同月18日に可決されました。令和3年5月13日に完成し、「民俗資料館」にあった資料を全部移転しました。複合型子育て拠点施設の建設予算は、令和3年3月議会に上程、同月22日に可決され、6月18日には工事の契約についても可決されましたので、これから建物の工事に掛かり、来年の9月頃には新しい「民俗資料館」の展示・交流スペースで地域の皆さんと交流しながら、地域の歴史・文化について学べる場所が出来ます。
どんな時に議会が開かれるのですか。議会では、どのようなことを話すのですか。どのくらい時間をかけるのですか。今までで一番大変だった話し合いは、何ですか。 議会の会議には、本会議と常任委員会、特別委員会、全員協議会、議会運営委員会があります。条例(村が定める決まり)や予算(あらかじめ決める金額)を決める会議には、定例会と臨時会がありますが、定例会は、3・6・9・12月に開催することが条例で定められています。臨時会については、必要に応じて開催されることとなっていますが、例えば、令和2年度においては、主に新型コロナウィルス対策の予算を補正する為に4回開催されています。議会では、執行部(村長ほか役場職員)からの提案が有効で効率的なものかどうか、そして、その提案が村民の皆さんが安心して暮らすことにつながるかどうかなどを考えながら審議します。前述したように、会議にはいくつかの種類がありますが、短い会議では1時間程度、長いときには朝から始めて暗くなるまで行うこともあります。これまでで慎重に審議した案件のひとつに、「合併問題」があります。平成15年11月には「合併の是非(良いか悪いか)を問う住民投票」を実施しましたが、日吉津村が他の市や町と合併して「日吉津村」の名前が無くなるのかどうかという、村や村民にとって大きな問題でした。この問題に関しては、執行部も議会も長い時間をかけて議論がされました。
議会は、これからの日吉津村をよりよくするためにどんな話し合いをしていますか。 議会の役割のひとつに、執行部(村長)が提案する条例や予算を審議するということがあります。いわゆるチェック機関というべき役割を担っています。また、村民の意見を反映させるために本会議において、日吉津村の様々な課題を整理し、「一般質問」として執行部と意見をたたかわせています。これからの日吉津村がどのようになって欲しいのか、どうすれば良くなるのかということは、10人の議員はそれぞれ考えを持っています。都市化を進めてもっと賑やかな村にしたいと思う議員もいれば、農村として農業ができる環境を整えて欲しいという議員もいると思います。必要に応じて専門家を招いて意見を聴いたり、現地に行って視察するなどし検討しています。
議会に参加する人数は、何人ですか。 議員10名、議会事務局2名、村長・教育長等9名、合計21名。ただし、決算を審査する9月議会には監査委員も出席します。
村議会を進めているのはどのような方々がおられますか。 様々な経験をされた方が議員になっています。会社勤務、自営業、公務員、農業などの仕事をされた人、また現在も仕事をしている人。そして、ほとんどの議員が、仕事とは別に村や自治会での活動に携わっています。
今、議会での議題は、何ですか。 今後は、議員のなり手不足が想定されます。会社等に勤務しながらの議員活動は難しさがあります。報酬のあり方などを検討し、若い年齢層の方でも議会に参画しやすい、抜本的な条件整備が必要になると思われます。

 

お問い合わせは 総合政策課 まで

〒689-3553 
鳥取県西伯郡日吉津村大字日吉津872-15

電話 0859-27-5954

FAX 0859-27-0903

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