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「こがね」豆腐

「こがね」豆腐

説明

 「こがね」と命名された豆腐がある。もめん、おぼろ、ざる。試食をした人はかならず購入するほどの人気だ。日吉津村大豆生産組合では地元で栽培した大豆『すずこがね』100%と、伊豆大島の天然にがりを使用した本物志向の豆腐を作り、イベント時や生産者直売所で販売している。
 日吉津村では平13年に大豆の生産組合が誕生し、栽培を全村対応にした。元々砂地で水はけが良く大豆の生産に適した土地であったが、重労働になる作業は組合長の景山重信さんら数人が農機具で対応し、高齢化した生産者の負担を軽減、効率的で安定した生産が望めるようになった。景山さんは「こがね」を、高齢化した生産者の元気の素にと考えている。

耕運の様子

 「今までは大豆を栽培して終わりの繰り返し。これからはその先に、自分たちの大豆が商品になる、それを喜んで買っていく人達がいる、と言うのを見て、生産への喜びと力にして欲しい。いずれは豆腐やきな粉なども出来れば」
 食の安全にも目を向けている。「無農薬にはできないが必要最小限で済ますようにしている。今の時代、自分たちで納得のいく作り方をしたものが一番よいもの、安全なものだと考える。それを自分たちで食べ、人にも食べていただく。自分たちが食べようと思えないものは人にも売れない。ましてや子や孫の世代の健康が脅かされるような食べ物は問題だから」 本年度から地元の小学校三年生を対象に大豆の栽培体験を実施した。七月末には枝豆を味わい、秋には収穫して豆腐も作る。小さな大豆一粒に、ぎゅうぎゅうの未来が詰まっている。

豆

大豆
小さな一粒に
大きな未来を託す生産者
         西伯郡日吉津村

 

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〒689-3553 
鳥取県西伯郡日吉津村大字日吉津872-15

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