○日吉津村障害者地域生活支援給付費支給要綱
平成18年10月1日
要綱第10号
(目的)
第1条 この要綱は、日吉津村障害者地域生活支援給付費の支給について、必要な事項を定めるものとする。
(対象事業)
第2条 村は、地域生活支援事業のうち、次の事業について日吉津村障害者地域生活支援給付費(以下「給付費」という。)を支給する。
(1) 移動支援事業
(2) 日中一時支援事業
(対象者)
第3条 給付費の対象となる者は、前条各号に掲げる事業(以下「実施事業」という。)の対象者とする。
(給付費の額)
第4条 給付費の額は、実施事業ごとにサービスに通常要する経費として、村長がそれぞれの事業ごとに別表に定める基準により算定した費用の額(その額が現に当該給付事業に係るサービスに要した費用の額を超えるときは、当該現に当該給付事業に係るサービスに要した費用の額。以下「基準額」という。)の100分の90に相当する額とする。ただし、鳥取県立総合療育センターに係る費用については、100分の100に相当する額とする。
3 第1項の場合において、1円未満の端数があるときは、その端数は切り捨てて計算するものとする。
(2) 村民税課税世帯の者であって、所得割16万円未満の障がい者又は所得割28万円未満の20歳未満の施設入所者 9,300円
(3) 村民税課税世帯であって、所得割28万円未満の障がい児 4,600円
(5) 村民税非課税世帯であり、かつ、合計所得金額及び障害者基礎年金等の収入の合計が80万円以下の者 0円
(6) 生活保護世帯の者 0円
(7) 個別減免の減免を受けている者 個別減免後の利用者負担額
(代理受領)
第6条 村長は、事業者に支払うべき給付費について、給付費として支給すべき額の限度額において、当該利用者に代わり事業者に支払うことができる。
2 前項の規定による支払いがあったときは、利用者に対し給付費の支給があったものとみなす。
2 申請者は、自立支援給付でのサービス申請がなされている場合は、世帯状況等申告書(様式第2号)を省略できる。
(利用の決定等)
第8条 前条の規定による利用申請があった場合は、村長は申請者に関し必要な事項を調査し、利用の可否を決定するものとする。
5 申請者は、次に掲げる事由が生じたときは、日吉津村障害者地域生活支援給付費居住地等変更(辞退)届出書(様式第5号)により速やかに村長に届出なければならない。
(1) 住所・氏名を変更したとき
(2) サービスを受ける必要がなくなったとき
7 申請者は、決定した支給量を変更しようとする場合は、日吉津村障害者地域生活支援給付費支給量変更申請書(様式第7号)を村長に届出なければならない。
(利用の方法)
第9条 前条の規定により利用の決定を受けた者(以下この章において「利用者」という。)がこの給付費を利用しようとする時は、決定通知書を事業者に提示し、事業者に直接依頼するものとする。
3 村長は、審査の結果、請求内容が適正と認められた場合、サービスを提供した月の翌々月末日までに、支給すべき利用料を事業者に支払うものとする。
(遵守事項)
第11条 事業者は、利用者に対して適切なサービスを提供できるよう、事業所ごとに従業者の勤務の体制を定めておかなければならない。
2 事業者は、従業者の資質の向上のために、その研修の機会を確保しなければならない。
3 事業者は、サービス提供時に事故が発生した場合は、村長及び家族等に速やかに連絡を行うとともに、必要な措置を講じなければならない。
4 事業者は、従業者、会計、利用者へのサービス提供記録に関する諸記録を整備し、サービスを提供した日から5年間保存しなければならない。
5 事業者及び従業者は、正当な理由なく業務上知り得た利用者等に関する秘密を漏らしてはならない。
(報告等)
第12条 村長は、地域生活支援給付費の支給に関して必要があると認めるときは、登録事業者若しくはその従業者又は登録事業者であったものに対して、報告若しくは帳簿書類の提出若しくは提示を求め、これらの者に対し出頭を求め、又は当該職員に関係者に対して質問させ、若しくは事業を行う事業所について帳簿書類その他の物件を検査させることができる。
2 前項の規定による質問又は検査を行う場合においては、当該職員は、その身分を示す証明書を携帯し、かつ、関係人の請求があるときは、これを提示しなければならない。
3 第1項の規定による権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。
(その他)
第13条 この要綱に定めるもののほか、事業の実施に必要な事項は別に定める。
附則
この要綱は、平成18年10月1日から施行する。
附則(平成28年要綱第12号)
(施行期日)
1 この要綱は、行政不服審査法(平成26年法律第68号)の施行の日(平成28年4月1日)から施行する。
(経過措置)
2 この要綱の施行の際、第1条の規定による改正前の日吉津村未熟児養育医療実施要綱、第2条の規定による改正前の日吉津村不妊治療費助成金交付要綱及び第3条の規定による改正前の日吉津村障害者地域生活支援給付費支給要綱に規定する様式による用紙で、現に残存するものは、当分の間、所要の修正を加え、なお使用することができる。
附則(令和5年要綱第7号)
(施行期日)
1 この要綱は、令和5年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この要綱による改正後の日吉津村障害者地域生活支援給付費支給要綱第10条第2項に規定する利用者の負担限度額は、この要綱の施行の日以後に利用したサービスについて適用し、同日前に利用したサービスに係る利用者の負担限度額については、なお従前の例による。
別表(第4条関係)
○移動支援事業サービス利用料単価
| 30分未満 | 30分以上1時間未満 | 1時間以上1.5時間未満 | 以後30分 | ||
個別移動支援 | 移動支援 (身体介護を伴う) | 2,550円 | 4,020円 | 5,840円 | 830円 | |
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| 移動支援 (車両移送を伴う) | 2,550円 | 4,020円 | 5,840円 | 830円 | |
移動支援 (身体介護を伴わない) | 1,050円 | 1,960円 | 2,740円 | 690円 | ||
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| (例外)移動支援(身体伴わない) (視覚障害非該当通院介助) ※ガイドヘルパーのみの資格等の場合 | 950円 | 1,770円 | 2,470円 | 630円 |
時間帯加算
午後6時から午後10時まで 25%に相当する額を加算する
午後10時から午前6時まで 50%に相当する額を加算する
午前6時から午前8時まで 25%に相当する額を加算する
※移動支援(車両移送を伴う)に関しては移動介護(身体介護を伴う)の単価と同一とするが、運転中の時間の算定は除く。
○日中一時支援事業サービス利用料単価
基本額:利用者1人あたり(単位:円/日)
区分 | 6時間以上 | 4時間以上6時間未満 | 4時間未満 |
日中受入型 | 4,000円 | 3,000円 | 1,500円 |
単独型 | 5,500円 | 4,500円 | 3,500円 |
加算額
医療ケア
6時間以上 | 4時間以上6時間未満 | 4時間未満 |
10,800円 | 7,200円 | 4,500円 |
送迎加算:540円(片道につき)
入浴加算:400円/回(1日1回上限)